Smeh liya Morocco - スマヒリヤ・モロッコ

モロッコ駐在生活のことを中心に、色んなことを書いてます。

海外

「力なき正義」の話。

特別お題「わたしがブログを書く理由」みんなちょっとの勇気を出してみたり、ちょっとの弱音を吐いてみたりしながら生きてる。 みんな違うから、みんないい。たくさんの情報に混乱する時代、いろんなものが受け止めきれない。私もそう。 でも、心が育ちにく…

天と、地球と、人々。

モロッコに来て、少しずつ友達が増えてきた。華金にお呼ばれした家は、オリエンタルな柄模様のソファが壁沿いに置いていて、広々としたリビングに油絵の抽象画があちこちに飾ってある。 前菜に焼き菓子とミントティー、そしてタジン鍋2つ分のご馳走をいただ…

パレード(マラケシュ旅行記)

モロッコにある盆地、マラケシュという街は商業都市であり、観光地として有名である。大学時代に歩き回ったあの街で、言葉の壁に葛藤の感情を抱きながら、フレンドリーな態度で近づいてくる商人たちの客引きを体験した。カラフルで混沌としている、パワー溢…

ないものねだり

すっかり一ヶ月ものを書かずに過ごした。 抜け殻のような7月だった。卒業式が終わり、ペルーの大冒険が終わり、続々と友達がコスタリカを去っていく。 オンラインでフィリピンの授業を受けて課題に追われながらも、寂しいだの帰りたいだのという気持ちでい…

懸命より賢明

私の周りのスーパーアクティブ・アウトドア派な人々が、驚きのスピードで友達を作り、旅を企画して、全力で遊びながら課題の質も怠らない様子を見て、自身も何かしら影響を受けている気がする。少しずつ、変化している実感がある。知らない人に急に話しかけ…

異文化ごちゃまぜ、ただいまアジア。

パンデミックに伴って、国連平和大学の授業は対面とオンライン両方で行われる。 100人以上が同時に受講する大きな講義は、44人のみが教室で参加できるので、グループごとにローテーションが組まれている。始まって一週間、色々な学生を見ていて思ったことを…

カリブ海弾丸旅行記

どこまでも伸びていきそうな木々と、白い砂と透明な海。 カラフルな果物と小麦色に焼けたサファーたち。時が止まっているようで、流れているような。騒がしいようで、静かなような。 熱風と燃えるような日光でうだる体を優しく冷ましてくれるさざ波と砂。た…

アテネオ・デ・マニラ大学の授業の話。

※Asian Peacebuilders Scholarshipについてと Ateneo de Manila University の授業内容について知りたい方は、前半読み飛ばしてもらって大丈夫です。以下目次のコラムから読みたいタイトルをクリックしてね。 The Beginning Is The Hardest There Is No Righ…

哀愁フィリピン

2019年の夏に、フィリピンに旅行をした。蒸し暑くて、夜が短くて、太陽と笑い声が黄色く弾けてどこまでもいけそうなそういう夏を、私は唐突に思い出した。 Remembering The Days of Cauayan あの旅行で私は、 マニラをすっ飛ばしてカウワヤン(Cauayan)という…

【海外留学】初めてのアポスティーユ申請

今回、フィリピンとコスタリカに留学が決まったのですが、 手続きが超大変。中でも理解することに苦労したのが「アポスティーユ申請」 アポスティーユ (Apostille) とは、ハーグ国際私法会議で締結された外国公文書の認証を不要とする条約が定めているもので…