早入りした梅雨はどこへやら。関西の空は蒼蒼とみずみずしく、新緑の木々が温い風に揺れています。
また今年も、日本の夏を味わうことになろうとは。
日本の夏を避けて海外に渡航するタイミングを見計らっていたのに、入学した大学院の前半の授業がオンラインになってしまって、蒸し蒸しと、うだるような暑い夏を過ごさなければならなくなってしまった。ホーリーシット。
とはいえ、快適なシェアハウスライフを送りながら、なに不自由ないJAPANという環境で、とにかく膨大な量の論文とにらめっこすることだけに集中できる環境は良いというもの。
慣れない国で新生活を繰り広げながら、これまた慣れない学術論文を読み漁り、英語で課題をこなす日々なんて考えただけで死にそう。一気に何個も新しいことできないタイプです。
そういう意味で、オンライン授業ってありがたい(決して開き直っているのではない)。
もっとほめて?
誰だって、叱られるのは嫌じゃないですか。
批判されたり、拒絶されたりすると、「なんか自分ってだめなやつなの?」って思っちゃいませんか。
私はめっちゃ嫌です。
「失敗して、怒られて、成長するんだよ」と言う人もいるけれど、否!自分を否定されることが不快なことに変わりはないでしょ。
でも、「本当に私のことを思って言ってくれているアドバイス」っていうのは大体、褒め要素が含まれるから、不快じゃないのです。
コミュニケーションは、相手を否定していたら始まらない。
拒絶とアドバイスは違うよ。批判と意見交換は違うよ。相手に嫌悪を抱いていたら、絶対に相手にもそれが伝わる。
逆に、相手に敬意を払ったり、肯定感を持っていればそれも伝わる。だから仮にその相手から何かを注意されたりしたとしても、不快ではなくなる。
この微妙な違い、伝わる?
私としては、身近な周りの人から(あるいは社会など、不特定多数から)褒められる、肯定される、というのはとても必要なことだと思ってる。
常に自分というのは、周りからどうみられているのかということが知りたくてたまらない。
もし誰かに褒められると、自分が少なくともちょっとはイケてるんじゃないかと思えるポジティブエネルギーになる。これ人生で大事なことね。
こんな事をつらつらと書いているのは、誰かに怒られて落ち込んだからかい?と思うかもしれませんね。
いいえ、その逆なんですよ、私、初めて、知らない人から褒められました。 何を褒められたって、文章です。
誰に褒められたって? 株式会社はてな さんからです・・・!
はてなブログは定期的に「お題キャンペーン」というのをやっていたらしく、ホームページでたまたま見かけた前回のキャンペーンに初めて応募してみたんですよ。
そしたら、なんと、非常に嬉しいことに、「優秀賞」に選ばれたのです・・・!
1,000件くらいの応募があった中で優秀賞はたった2作品だったらしい・・・ということは、審査する側もたくさん文章を読んだ中で選んでくださったんだなと(勝手に)想像を膨らませて大感激しました。。
最近なんかはてなブログさんからの通知メール多いなあ〜ブログ更新サボってることへの叱咤激励かなあ〜と思っていたら、
まさかの読んでくださっている方も増えていたのですね。本当にありがたいです。
あなたもほめて伸びる子。
仕事も趣味も、ちょっと宙ぶらりんだったこの春に、色んなことにチャレンジしていました。
文章を書くことはもちろん、中国語やスペイン語の学習、自分が興味を全く持てない経済や統計学の勉強、中途半端だった絵の練習、やってみたかった野外バンド、ものづくり、投資(積み立て)、生活改善・・・などなど、本当に気になることは全部やってみてました。うまくできたとかできてないとかよりも、やってみた自分を褒めよう。絶対に、これらが今後の生活にもつながっていくはずだから。
もしかしたら嫌いな数学を自ら勉強する日が来るかもしれない。もしかしたらあんまり得意じゃないなあと思っていた絵がコツを掴んでうまくなるかもしれない。そんな想像を膨らますだけで、楽しい。
ついに大学院の授業が開始する。大きな節目にぶち当たりながら、これから新たにできることが増える楽しみとちょっぴりの不安を抱えてこんな文章を書いている。
周りが褒めてくれなくても、自分が自分を褒めちぎればいいのだ。毎日頑張っている自分が、一番素敵な自分なのですから。
そのついでに、私の気まぐれ更新ブログも読んでくれたら嬉しいのです。
ありがとうございました。